一般社団法人ミラクルギフト
~社名に込めた想い~
この27年間 母親業を経験して 深く気づき感じたことは
子育てをしてきたようで 実は自分である己育てをしてきた、ということでした。
そして「我が子の発達障害」というものに いろんな角度から向き合った結果
我が子のハンデがどうこう以前に 私自身がそれをどうみていたか、 そここそが ポイントだったということに、とことん向き合わされていた そんな日々でした。
だからこそ、 ハンデがある我が子が
普通級→支援級→通信制高校→大学 を経て 、就職して一人暮らしになる という経験から 、
人はどうあっても 逞しく自分の道を 切り開いていけるという視点を 見続けてきたことであり、
それはやっぱり 楽しいこと嬉しいこと ばかりではなく、しんどいことや怒れることも たくさん。
だから娘が 大学の卒業制作として ギフト。という大作を 描き上げたのを見て、改めてそれは全て自分を生きる喜びの糧であり、障害を全てが全て配慮されなくても大丈夫、 その場にいる人すべてに 理解されないことがあっても大丈夫、 ということも知ってきた道のりでした。
そんなこれまで描きためてきた数々の娘の作品を 最初の頃は いいねって 親バカで全力で 時に祈りながら伝え続けていたけれど それは作品に対して、ではなく 娘の人生に対してだったこと。
そんな娘の人生を応援・肯定させながら 自分の人生を見た時 私自身の人生も 肯定することができたこと。
それは私にとって 全てがありえないと思う軌跡であり 奇跡だと気づいたからこそ今があると 自信を持ってお伝えできるからこそ。
どの人の人生も どの子の人生も 深い彩りで今があると 信じられるからこそ、
それは全て その人が持って産まれたミラクルでギフトなものだと思うからこそ。
そうお伝えしたい、 そんな想いを込めて社名をつけました。
一般社団ミラクルギフト 代表理事 大橋美穂
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「育つ」を考える
みんながみんな当たり前だと思っている常識が
我が子の常識ではないと知ったお母さんに寄り添い
これまで見ていた世界から新しい世界に変える可能性へと視点を変える
「プロのお母さん」として悩めるお母さんに伴走したい
どうしたら、どうなったら、みんなに追いつけるのかな。
どうしたら、先生の手を煩わせなくなるのかな。
どうしたら、学校に理解してもらえるのかな。
将来ってどうなるんだろう。
このままで大丈夫なのかな。
発達凸凹の子を育てるということは、わが子が「こうあるべき」という、いわゆる「普通」のラインから外れていることを見続けることであり、それが親として「なんでわが子はこうなんだろう」という思いにつながり、本当に苦しいことでした。
しかしながら診断のあるわが子がいろんな道を経て育ちあがり、そこで気づいたのは、そんなお母さんの子どもを必死に育てているという葛藤の世界でした。
そんな日々の葛藤の中でもちゃんと成長するわが子が、私自身のそれまで感じていた発達障害の常識というものを打破し、母親として成長する大きな力になりました。
発達凸凹な子を育てているお母さんがお母さんとしてやっていることにはすべて理由があると思えるからこそ、そんな思いに「わが子を育ちあげたプロのお母さん」として伴走出来たらなと思うのです。
発達凸凹な子の子育てをするお母さんの、自分の中からあふれてくる深い思いを安心して吐き出していただける、そんな場でありたいと思っています。
また保護者対応に悩まれる方にも安心してお話しいただける場となっております。
お気軽にお問合せください。
代表理事 大橋美穂
相模原市在住 2女の母。
長女と発達障害を抱える次女の子育てから
自分を育てていった=己育てという視点に至る。わが子の発達障害という視点から人には無限の可能性があることを見、そんな子どもを育てるお母さんの視点は人の成長や育ちに対してとても深いものを見ていると思った経験から、それをいろんな人に伝え対話したいと思っています。まずはお声がけくださいませ。
アーティスト おおはしみさ
アーティスト兼絵画教室の先生。幼少の頃より、なんとなく まわりのテンポとずれていた。漢字が読めない書けない、授業中は ぼーっとしてしまう状況から、個別指導を受ける。小学校は普通級、中学校は支援級、高校は通信制、大学は横浜美術大学にて絵を学び、現在に至る。 9歳から18歳まで療育を経験しながら、大学1年生の時にASDと軽度知的障害 という診断を受け、パラリンアーティストにも登録し、アーティスト活動を 本格的に始動。在学中にインターンからアルバイトを経て現在絵画教室の教師として就業中。
おおはしみさ 経歴
2000年
神奈川で産まれる。
2019年
パラリンアーティストとして登録
株式会社ニューバランス グラフィックTシャツ「9BOX]に描きおろし
三菱鉛筆株式会社「自分らしさ」を描くアートコンテストPOSCA賞
ハートツリー株式会社「森を育み土に還る 木なのに布のアートバック」デザイン採用
株式会社豊田自動織機社内報に描きおろし作品採用
他数社のカレンダーにも採用
2020年
高校時代に課題で描いた「かなわね」を自費出版する。
2022年
パラリンアート世界大会にて「自由に」準グランプリ受賞
2023年
芸術による教育の会 講師として就職
2024年
パラリンアーティストとして東京都港区にあるパークホテル東京の客室を 「玉手箱」というテーマで描きおろし
著書のご案内
本当なら、かな「は」ね、となるはずの、この絵本のタイトル。
小学校の頃に「は」と「わ」の区別がつけられなくて、うまく書けなかった。
漢字の読み書きでつまずいたことをきっかけに、子どもながらにいろいろな苦労を経験した著者の思いが詰まっています。
著者にとっては、「当たり前」と感じる世界を、ありのまま、思うままに感じてもらえたら嬉しいです。